【美容・病気の予防にも?】オクラのもつメリットとは

2024.05.24

 

長崎県西海市にて、オクラ・ビワ・ホオズキ・ブロッコリーを育てている「パッパラパー農園」です。

夏野菜のオクラは、暑くなってくる6月のあたりから旬。
この時期になると、スーパーで手に入りやすくなっていきます。
どちらかというと、食卓では副菜としてよく出てくるオクラですが、意外にも栄養満点。
少量でも、病気の予防や美容に役立ちます。

今回は、オクラの持つ栄養と、食べるメリットについてご紹介したいと思います。
読むと、スーパーでオクラをかごにポイっ!したくなるかもしれません!

■ オクラの持つメリット

・美容に効果

オクラに含まれるβカロテンは、身体の中でビタミンAへと変わります。
ビタミンAは、細胞を傷つける「活性酸素」の発生を抑えて取り除く作用があり、皮膚の酸化を防げる効果が。ビタミンB群も含まれているので代謝も促され、紫外線で傷みがちな夏の肌を修復できるでしょう。
夏は冷房のあたりすぎによって水分が滞り、むくみやすくなりますが、カリウムが余分な水分の排出を助けてくれます。

・赤ちゃんの栄養になる

オクラには葉酸が含まれています。
葉酸は、妊婦の方や妊活中の方には特に取って欲しい栄養素で、胎児の神経系の形成される妊娠初期に摂取すると、神経管の先天異常の確率を下げます。
同じ100gで、ちょうどゆでたほうれん草と同じくらいの葉酸が含まれており、ほうれん草の「シュウ酸」が気になる方は、オクラで代用できるかもしれません。

・生活習慣病の予防に

オクラを食べると、生活習慣病も予防できるでしょう。
高血圧や動脈硬化など、栄養の偏りや運動不足などで起こる生活習慣病。オクラにはカリウムが含まれていることから、塩分の摂りすぎを調整してくれる働きがあります。
ついつい忙しいから、と栄養バランスが崩れがちな方には、一品副菜としてつけるだけでも違うかもしれません。

・大腸がん予防にも

ねばねばと関係しているとされるペクチンは、食物繊維のひとつで腸内環境をよくしてくれます。
大腸がんは若い方でも罹患するケースも多く、遺伝的なものもありますが、食物繊維の不足が原因で起きるともされています。
厚生労働省によると、目標とされる一日の摂取量は男性で21g、女性で18g(いずれも18~64歳)。
オクラは100g(およそ1パック)でおよそ5gほど含まれているので、ほかの食材と組み合わせて摂取すると、目標値に届くでしょう。

■ どれくらい食べるといい?

オクラは1日70gほどの摂取がちょうどいいでしょう。
ちょうど、小鉢一つくらいの分量です。
一日の栄養をオクラで全部補うことはできないので、ほかの野菜とあわせてバランスよく食べるのが大事です。

なお、低カロリーですがたくさん食べるとエネルギー不足になりやすく、ペクチンによって便が柔らかくなって下痢になることもあります。

■ オクラには下処理が必要

オクラはゆでるなどの過熱した状態で食べることが多いですが、生でも食べられます。

ただし、表面にうぶ毛がついているため、下処理なしで食べると口の中がチクチクすることに。
さっと洗ってまな板に並べ、上から100g(1パック)に対して小さじ1杯の塩をかけて、こすりつけるようにころころと転がしましょう。これでうぶ毛が取れます。

加熱する場合は、この板ずりのあとに1分ほどゆでれば、栄養が溶けださずに食べられます。

■ おいしいオクラは「パッパラパー農園」まで!

「パッパラパー農園」は、長崎県西海市にございます農園です。
当農園でつくるオクラは、うぶ毛が気にならず、やわらかくて食べやすいのが特長。
ご注文いただけますと、産地直送の新鮮なオクラをお送りいたします。
法人のお客様や、飲食店様、一般の方へもお送りいたしますので、気になりましたらぜひご注文くださいませ!

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■ まとめ

オクラはさまざまな栄養素を含んでおり、現代の食生活で不足しがちな栄養を補ってくれます。
夏が旬であるほか、この時期になりやすいむくみ・肌荒れを防げるので、今夜のおかずに一品加えてみてはいかがでしょうか。

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